DEATH NOTE > DEATH NOTEの登場人物 > L (DEATH NOTE)
この記事は、上記の親記事から分割されて生じた記事です。このテーマについて体系的な情報を得たい場合には、上記の親記事(目次ページ)にあるリンクを順番に辿ってみてください。
L(エル)は、漫画『DEATH NOTE』に登場する架空の探偵である。
プロフィール生年月日:1979年(アニメ版では1982年)10月31日
身長:179cm(推定)
体重:50kg(推定)
血液型:不明
東応大学の大学生(流河旱樹名義で在籍)。トップで合格し、入学式の時には夜神月と共に新入生入学の挨拶をしている。
原作
数々の世界中の迷宮入り事件を解決し、「影のトップ」「最後の切り札」といわれている世界一の探偵。
解決した事件は3500にも及び、全世界の警察を動かせる唯一の存在。自分自身は事件現場には赴かず、ワタリをはじめとする部下や協力者に指示を出して集めた情報や、各国の捜査機関から提供された資料、証拠などをもとに真相を推理し、事件解決の指揮をとるいわゆる安楽椅子探偵である。
作中で「世界三大探偵」と評されるLとドヌーヴとエラルド=コイルは全てL自身である(DEATH NOTE アナザーノート ロサンゼルスBB連続殺人事件ではこれらの探偵と探偵合戦をした結果この3つの名を勝ち取ったといわれている)。
ワタリが創設した養護施設『ワイミーズハウス』にはLの後継者を担う子供達が存在しており、第二部では2人の後継者候補が登場する。
大場つぐみ自身も、ミステリー雑誌などで「初代Lより前にLがいたかもしれない」という発言をしているが、詳細は不明である。
目の下に隈があり、猫背で親指をしゃぶっている姿は一見幼児的である。眉毛はあるが、ほとんど髪に隠れて見えない(実写映画版では完全に剃っている)。服装は一年を通してゆったりとした白い長袖シャツにジーンズ(実写映画の撮影においては同じ白シャツが何着も用意された)。他人に対しては常に敬語を心がけ、本作中でも特別な存在感を放っている。初期はパーマがかかっていた。
日本捜査本部の刑事達や、彼の補佐役であるワタリには外部に自分がLであることを悟られぬよう「竜崎」と呼ばせたり、東応大学に入学した際には、作戦のひとつとして流河旱樹(りゅうが ひでき)という作中に登場する人気アーティストと同姓同名を名乗るなど、様々な偽名を持つ。
また、無類の甘党であり、ことあるごとに菓子やスイーツを食べている。さらに紅茶やコーヒーなどの飲み物には砂糖を大量に入れる事などから、その顕著な嗜好が見てとれる。独特な仕草が特徴で、椅子に座るときでさえ、膝を曲げて胸に抱え込むような特徴的な座り方をしている(本人曰く、この座り方でないと推理力が40%落ちる)。また大胆かつエキセントリックな行動力の持ち主で、テレビを通じて「私を殺してみろ」と挑発したり、自ら月に近づき自分の素性を明かしたりしている。表情をまったく変えずにいきなりすねて見せたり、キラ容疑者として注意している夜神月を友達だと宣言したりと意表を突くことも。アニメでは自分は「足のマッサージが得意」と言っている。
さらに、探偵としての明晰な頭脳だけでなく、夜神月にも引けをとらない卓越した身体能力を持つ。本人は、イギリスに5年程の在住経験があり、そこでテニスのJr.チャンピオンになったと語っている。作品中で格闘技のカポエイラを披露。西尾維新によるノベライズ作品『ロサンゼルスBB連続殺人事件』では、南空ナオミからカポエイラのことを聞き、ビデオを見てほぼマスターしたというエピソードも語られている。
基本的に事件解決のためには(非合法的なものも含め)手段を選ばず、キラに勝つためには、(基本的には人命を尊重するが)多少の犠牲もやむをえないと考えている節がある。
アニメ版ではL自身もワイミーズハウスで育てられた孤児かのようなシーンがある(原作も同様の設定かどうかは不明)。またアニメスペシャル版では、潔癖症と思われるシーンがある。
出生に関して原作者の大場は「私のイメージでは日本人、イギリス人、ロシア人、フランス人かイタリア人がそれぞれ1/4」とコメントしている。
尚、「L」後継者候補のニア、メロは単独では「L」に敵わないと認識している(正確には最終話近くで、ニアがメロの精神世界を推量し、キラに語った。これにはキラに更なる精神的なダメージを与える狙いもあったと思われる)。
From 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
2/21/08
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment